10月11日は、司法書士試験の合格発表日
令和4年度の司法書士試験合格者の皆様、おめでとうございます。あとは、合格後の口述試験を乗り切れば無事に合格確定しますね。その後は、研修の嵐ですが、その中で、きっと様々な出会いがあると思います。期待していていいですよ。
私が合格したのは令和3年度の試験でした。あれからまだ1年しか経っていないんですね。特別研修修了後、すぐにこの事務所を開きましたから、なんかバタバタで開業した感じです。
私が、いろいろと受験期間中にアドバイスをしていた受験生も無事合格をすることができていました。いやー、本当に良かったです。
周りの話をいろいろ聞いてみますと、開業している人たちは、今年は多いという話です。その中で、私みたいに、何もコネがない状態で開業した人たちも一定数いらっしゃいます。私は、配属研修を受けたのちに、そのまま開業したので、実務経験というのは、本当にその配属研修だけということになります。それでは、実際のところ困っているかどうかにつきましては、全く困っていません。ただし、誰も聞ける人がいない状態では、厳しいですよ。でも、聞ける人の存在や、調べれば情報はネットにあります。そして、その情報をさらに法律上の裏どりをしてやれば、十分対応できると思います。現に、私はそのようにして、案件を獲得しています。もちろん、官庁への確認は怠ってはだめですよ。最終的には、自分の責任になりますから。
それと、日々行動することです。行動するといっても、仕事上の行動ではありません。また、やみくもに行動しても、成果はあまり期待できないです。無駄な動きも経験にはなりますがね。自分の頭で考えて、どの分野にどれくらいの時間を投下して、その業態にどのようなプレゼンをしていくのか、ということです。ですので、簡単なマーケティング技術は必須だと考えます。そして、ターゲットにした業種や分野のことを徹底的に調べ上げることも必要です。
一般的な相続の案件が手っ取り早く収益につながりますので、そちらもおろそかにはできません。集客の手法はいろいろあると思いますので、自身で考えてやってみてください。私がここで、私が実施した内容をお話ししても、条件や今までの経歴上、結構難しい部分もあると思いますので、自身の環境を分析して考えるのが一番いいと思います。
開業して数か月ですが、すでに固定費は稼げている状況です。それも、お客様との信頼関係があってのことですので、専門家として、日々の努力は忘れないように仕事に打ち込んでいます。
この業界は、自己研鑽さえ忘れなければ、夢ある素晴らしい業界だと思います。
合格者の皆様、ようこそ司法書士業界へ。